moetudukeruonnaのブログ

娘が罹患した失統との闘い

青い鳥の見つけ方①

話しは10年程前にさかのぼる。


お福の幻聴が分かって「統合失調症」が判明した時


マンションにお福を保護すると共に、
彼女が私に SOSメールを発するまでの 当人の言動の様子を探っていた。


夫の元に居た時に どんな医療機関に行って どんな様子で診察を受けていたのか知りたかったのだ。
2~3ヶ所の医院に行ったと お福から聞いたが、中には医者ではなく カウンセリングを行う場所にも行ったと聞く。
「まず飲み物を出してくれて…その中に麻薬が入れられてる感じがして…後は覚えてない」


当時はパニックを起こした場所さえ知らなかったので(知ったのは このブログを綴り始めてからである・・2019年1月1日)、私はそのカウンセリングを受けている最中に急激な陽性症状が出てパニックになったんだろう、と思っていた。


そのカウンセリング者を探していた。
夫の家の近くで「癒しの為のカウンセラー」店舗があった。
私は まず電話で問い合わせした。ちょうど「天の使いだったかも知れない店子さん」の為に奔走していた頃である。甲状腺眼症が静かに芽吹いていた頃だ。


カウンセラーの女性から 頻繁に折り返しの電話が掛かったのは 夜、店子さんの居住地からマンションに帰るまでの電車の中だった。
店舗の場所も夫の家(正確に言えば 私も半分以上 出資しているので一番目の家だ)の近くだし、熱心に折り返しの電話を掛けてくれる。私は早速 カウンセラーの元を訪れた。


まず ハーブティーを出してくれた。ある程度の出費は覚悟していた。
多分…私は必死の形相だったと思う。


「娘がこちらを訪ねて来ませんでしたか?
飲み物を飲んでパニックを起こしませんでしたか?」


カウンセラーは静かに 正直に話してくれた。


「いいえ、心当たりはありませんが、、たとえパニックを起こされても そんな時の対処の仕方は心得ておりますので、別の場所ではないでしょうか?


その病気を持った親子の方も こちらにみえてますけどねぇ…
本人は病気のことを知らないみたいなんですが
お母さんが、これ飲みなさいよ と薬を出すと、素直に飲む子らしいですよ。
そんなのは(病気を意味する)治るわよ、とお母さんが平然と構えていれば
お子さんも 治ると信じて平然と構えるもんですよ。


それよりも貴女自身が御自分を大切になさっていないとお見受けいたします。
こちらでは様々な観点から心の中を整理して、心を軽くするカウンセリングを行っています。
まず お母さん自身が平穏になれば娘さんも平穏になると思いますが…」


と カウンセリングのコースを勧めた。


1、対話によるカウンセリングで心を癒す時間を5~6本(?)
2、身体をアロマオイルでマッサージして躰を癒す時間を5~6本(?)
その1と2を双方 組み合わせたコースは 12~13万円の前払いだったように思うが、正確な価格は覚えていないし、正確な回数も覚えていない。妥当な値段だったのか 今となっては分からないが、とにかく私は必死だった。


まず、対話によるカウンセリングから出発だ。


カウンセラーは、
色々 いやな事や心配ごとが心に浮かんで来ると思いますが
常に「愛してる」と呪文を唱えて下さい。意味が分からなくてもいいんです、
しょっちゅう 「愛してる、愛してる、愛してる」と自分で自分に言い聞かせると 不思議なことに効果が表れます、
と 私に宿題を課した。