moetudukeruonnaのブログ

娘が罹患した失統との闘い

文明開化

 下の写真は私のiPhone(plus)と お福のiPhone(普通サイズ)である。



 お福はつい最近までガラケーだった。


前々から ぼつぼつ やる気スイッチがONになって来たようなので
是非 スマホを持たせたい と 私は思っていた。


 夫と「親子契約」(?)していた様なので
夫の了解が必要か?と思い込んでいたが
 ショップに行ったら「御本人が契約者になっていますので機種変は簡単にできますよ」


 障害者割引きも適用できた。ラッキーだった♪



さて、ヒッキーのお福の行動は と言うと…


サッサと一人で TV 趣味どき!「そろそろスマホ」のテキストを買いに行き
熟読し、 自分でラインのアプリをダウンロードして
(ちなみに私は 全く機械に弱いので、ショップの人にダウンロードしてもらった)
 高校時代の友人とラインを交わしている。


そして私は初めて、電源OFF・ONのやり方を お福から教えてもらって習得できた。

四十数年ぶりの快挙

下の写真は夫が小旅行のお土産に買って来てくれたお箸である。
 奴は仕事関係のゼイタク組合に入っているので、年一回 必ず温泉旅行に行く。


普段は 〇〇煎餅 とか××饅頭をお土産に買って来てくれるのだが
 その時は珍しく 日用品を買ってくれた。


 箸一膳ごときに千円以上の価格だった。





『釣った魚に餌はやらぬ』


 私は結婚して以来 夫からプレゼントなど貰った経験がない。
 四十年に一度のプレゼントだ。


 今度もらえるとしたら 私が百歳の時であろう。


 勿体なくて使えない。
 私は 相変わらず258円のお箸を使っている。

医療費節約

下の診断書は「自立支援医療受給者証」をもらう時の物である。
10年前に、一年半も誤診を続けていた日赤病院の元医局長(開業医)が書いた診断書だ。


「病識を欠き、盗聴器で監視され 外国に売られる 等の妄想があり 意欲に欠け 自室に閉じこもり 家人とも会話少なく 無為に過ごす。自分は意欲低下 抑うつ気分を自覚する。」


おもて面

なんとなく嬉しい

最近 なんとなく嬉しい。


 今までの15年間の「福姫様 お世話係」の努力が実ってきたのか…



デイケアの中で お福になついてくれる女性もいるそうだ。


40歳代と思われる その統失女性は、父娘 二人暮らしで
 お父さん(病人)の世話をしているらしい。


 外で仕事をするのは まだ無理っぽいとのことで
「父親が居なくなった後、どうしよう?(-_-;)」
と心配しているそうな。


 良かった。やっと お福にも 同じ境遇の友達ができたようだ。
デイケアの日程も二人で示し合わせて 同じ日に調整しているとのこと
 ありがたい。
 二人して 「親が先だった後 どうするか?」
 十分に案を練って欲しいものだ。


☆☆☆☆☆☆


カウンセリングも予定通り 受けたようだ。


お福「歩いている時でも 橋ごと落下するんじゃないか? とか
事故に遭うんじゃないか? とか不安になる。
この不安感は病気のせいだ、と理性で抑えつけているけれど…」
との訴えに対して
「そう抑えつけるの シンドくない?」と言ったそうだ。


なるほど、感情は無理に抑え込んではいけない と方向付けるのか…


ともかく 方針としては「カウンセリングを通して 少しずつ自信を取り戻しましょう」らしい。



 今まで 家族以外の他人と関わりを持たなかったお福が
正面切って 他人と共に病気と向き合う態勢をとれたことが
 ワンオペで頑張っていた私には、とても嬉しい。

老後資金

やっと600万円 貯まった。


テレビでちらっと観た。60歳代の平均貯蓄額は2000万を超えている。


なんと!
まだまだ遅れている。


私のもらっている老齢年金は月に6万円だ。(以前 記事の中で5万円と書いたが、実際の通帳を見ると6万円だった)
おそらく平均貯蓄額は、 年金を一世帯 月20万円近くもらう事を前提にしての試算だろう。



私は2000万円(を上回る金額!)貯まるまで 老人になれない、と言うことだ。