幻聴と被害妄想の類い
★★取材ノート★★
お福の聴こえる幻聴は様々なセリフらしい。
私は物忘れが良い方なので以前の記事とダブるかも知れないが
具体例を記しておこう。
「だから ハローワークには行くな、と言ったじゃないか!」
「そんなに頭が固いとは思わなかった」
「死ね!」
「お母さんとも喋るな!」
上記は幻聴が華やかだった10年ほど前のフレーズだが
体調の悪い時は「死ね」…数ヵ月前にも聴こえる と言っていた。
最近は「ごめんね」と「もう少しだ」
お福は「もう少し」だから頑張ろう、と言う意味に受け取るらしいが、
私は「もう少しだ」もう少しで治る、と言う意味に受け取る。
【被害妄想】の例
約10年前に、現在住んでいるマンションに越して来たのだが
最初はリビングだけにしかエアコンを設置していなかった。
やっと経済的な余裕が生まれ、お福の部屋と私の部屋にもエアコンを取り付けたのは8年程前の事である。
お福は「休息期」で ほぼ毎日を寝て過ごしていた。
新しいエアコンをそれぞれの部屋に設置出来て
「これでお福も快適に 自室で引きこもれるだろう」と私は意気揚々としていたが…
最近聞いた話しによると、その頃 彼女は
被害妄想もまだ元気に活躍している時期で
「エアコンには隠しカメラが仕掛けられているんじゃないか」
と疑っていたそうだ…
ちなみにリビングのエアコンは「全然 大丈夫」だったらしい。
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